2003-10-07 第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
○国務大臣(福田康夫君) 警察というと大体国内の治安、取締りといったような面が多いんではないかと思います。それが、いきなり国際警察と、こういうことになりますと対応できるかどうかという現実論があるわけでございますけれども、まあお考えはお考えとしてよく分かるところもございますので、そういうお考えも今後いろいろなところで検討してみたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 警察というと大体国内の治安、取締りといったような面が多いんではないかと思います。それが、いきなり国際警察と、こういうことになりますと対応できるかどうかという現実論があるわけでございますけれども、まあお考えはお考えとしてよく分かるところもございますので、そういうお考えも今後いろいろなところで検討してみたいと思います。
中共で昨年十月にきめられました治安取締り規則なるものを見てみますと、むしろわが国の戦前の治安維持法、治安警察法以上の規定がされておる。これが現状であるのであります。
日ソの国交が回復すれば治安取締りを強化しなければならないと言う人があるが、それは、時勢を知らない、三十年前の治安維持法時代の感覚に基く考え方であります。それよりも、アメリカの占領のもとで、政治的にいろいろな罪名を着せられ、あるいは権利を奪われた人々の数は、決して少くないのであります。これらの人々は、直接占領軍の命令や占領法規、これと関連した法規で罪に落され、権利を奪われた人々であります。
私はまさか今法相がそういうすでに悲惨なる実験ずみの考え方に立っていかれるものではないと思うのですが、その点についてもいわゆる治安取締り主義というようにお考えであるのか、それとも国民生活の安定によってそういう問題が解決していくというふうな方面に、もっと御尽力になるということであるのか、その点を明らかにせられたい。
と申しますのは、今後の治安取締り、犯罪予防の一つの万策をする上において、法務大臣のお考えが重要な関係を持つわけです。私どもは今後の日本の治安の上に、暴力革命が起き、議会否認の思想が勃興し、そして直接行動が盛んになることを、国家の将来のためにまことに悲しむものであると同時に、何とかしてさような行動に出ることがありとするならば阻止しなければならぬ。
それだけで事が済むのではないのでありまして、女の人がからだを売らなければ食えないようなはめになつた場合に、相談ができる婦人ホームだとか、その他の社会制度だとか、職業安定所が親切に指導をするとか、あつせんするとかいう総合政策でなければならぬと思うのでありまして、治安取締りというものも、この警察法の改正ということはすこぶる重要だと思いますが、それはむしろ末の方でありまして、総合的な社会政策というものが、
次に制度上の問題としては、第一に、集会、行進等に関する公安條例をすみやかに全国一律に法律化する必要があること、第二に、刑事訴訟法の勾留理由開示、黙秘権の行使等につき急速に改正を行う必要のあることが認められたのでありますが、特に現在における治安取締上の重大な欠陥は、自治体警察のあり方並びに国警、自警二本建制度に起因するものが多大であるという点が認識されて、警察一本化が、治安取締りの能率の点と、国民負担軽減
従つて現段階においては、いわゆる治安取締りの法的根拠になるべき治安立法というものがなければならないというふうに、現在の各種の事象からわれわれは固く信じておりまして、衆議院において御審議を願い、目下参議院の法務委員会において愼重御審議を願つておりまする破壊活動防止法案といつたものも、現在の事態に処す必要欠くべからざる治安立法の一つではなかろうかとわれわれは考えておりますので、これの一日も早く成立することを
かような大きな問題を出していながら、国内的に及ぼしたところの日本全国のまじめな労働者の名誉を汚し、三十万のいわゆる尖鋭労働者がああした、こうしたということが出ておりますが、まことにまじめな勤労者の御迷惑、その上なお国際間にも日本の独立後の信用というものを失墜し、われわれは米騒動以来のかつてなき騒動を体験して、七百二十何名というような重軽傷者を治安取締り当局に與え、外人の自動車を数十台も焼いたり、こわしたりしておる
しかし治安は志気を高揚させてやつている治安取締り当局ばかりの責任でなく、たとえば昔の自警団あるいは隣組というような式で、一般大衆が協力するような国民運動が展開されて来てこそ、私はほんとうに確保されると思います。いわゆる民間協力であります。ここまで来れば、もう民間も立つでありましよう。いろいろなわれわれに対する投書、激励等によりましても立つと思います。
そして大体取調べの調書の結果送検した一件書類の罪名というものと、それからあなた方のこの方針というのを、どういうぐあいに治安取締り上、検察庁に求められたか、送検したか、こういうような点をひとつ伺いたいと思います。
三、日本共産党の戦術は、治安取締り当局を精神的に畏怖消極化せしめ、さらに大衆に恐怖の観念を強く与えるのが目的でありまして、両者間を離反せしめようとするに対し、現在の制度、機構、法規では、これに対しての取締の徹底を期することは困難であると思考する。よつて緊急に根本対策を樹立すべきであることであります。 以上の諸点を希求いたしまして、本員は調査団の報告を終りたいと思うのであります。
昨今ようやくこの治安取締りの機関というものを一本にして、治安省というようなものを設けるという報道もありますけれども、むろん法務総裁として相談にあずかつておると思いますから、その点をお伺いしたいと思います。
ただ国の治安を乱すような議論あるいは共産主義的の議論で、あるいは労働攻勢を何するとか、労働攻勢を激励するような言論に対しては、治安取締りの上から、取締らざるを得ないかと思います。
この治安取締りについての御意見いかん。 それからもう一つは、文部省の管轄になりますが、先ほどいろいろ國寶あるいは重要美術の保存あるいはこれを觀光の目的に利用するということでありましたが、これはわが國の古代美術が主眼でありまして、少くとも日本の文化を知らせるためには、近代美術館の建設が必要ではないか。